Gemini Enterpriseの導入にあたって、「結局いくらかかるのか」を知りたい方は多いはず。Google公式では、Businessが1シートあたり月額21米ドルから、Standard/Plusが30米ドルからと案内されています。ただし、この料金表だけでは実際の導入費用を判断しきれないのが実情。エディションごとに利用上限が異なるうえ、条件によっては追加費用が発生するためです。本記事では、プラン別の料金や人数別の概算、価格差で変わること、追加費用や契約条件、自社に合うプランの選び方まで解説します。
Gemini Enterpriseの料金・プラン(エディション)一覧
Gemini Enterpriseには、Business、Standard、Plus、Frontline、Pay-as-you-goという5つのエディションが用意されています。まずは料金と主な対象をまとめた比較表で全体像をつかみましょう。
| エディション | 公開されている料金 | 主な対象 | ストレージ(プール方式) | 購入方法 |
|---|---|---|---|---|
| Business | 1シートあたり月額21米ドルから | 小〜中規模のチーム(公式表記は300席/500席と幅がある) | 25 GiB | business.gemini.google からのセルフサーブ購入(最大500席)、またはGoogle Workspaceのサブスクリプション経由 |
| Standard | 1シートあたり月額30米ドルから | 全社展開・IT管理を重視する組織 | 30 GiB | Google Cloudコンソール(セルフサービス・再販アカウントは最大25席、請求書発行アカウントは最大1,000席)または営業経由 |
| Plus | 単価は個別非公開(Standardと同じ「30米ドルから」のカードで案内) | 利用量やストレージが大きい組織、アシスタントの設定を管理したい組織 | 75 GiB | Standardと同じ(Google Cloudコンソールまたは営業経由) |
| Frontline | Standard/Plusへのアドオン | 現場スタッフ(Standard/Plus150席以上が条件) | 2 GiB | Standard/Plus契約者が追加購入 |
| Pay-as-you-go | 従量課金(シート料金なし) | 20席以上で利用量が変動する組織(段階的提供中) | 従量課金 | 請求書発行(インボイス)のGoogle Cloud請求先アカウントを持つ組織が契約 |
表の料金は、Google公式が公開している開始価格。実際の料金は契約期間や購入方法、利用量によって変わる場合があるため、目安として捉えてください。
Businessは1シートあたり月額21米ドルから
Businessは、Gemini Enterpriseの入り口となるエディション。1シートあたり月額21米ドルからと案内されており、小規模なチームでも導入しやすい価格帯です。専用サイト(business.gemini.google)からのセルフサーブ購入に対応しており、契約後に席を追加して最大500席まで拡張できます。Google Workspaceのサブスクリプションとして契約する経路もあり、その場合はGoogle営業担当やGoogle Cloudパートナーへの相談が窓口になります。Businessの詳しい機能や制限は、別記事で解説予定。
Standard/Plusは月額30米ドルから|Plusの単価は非公開
Google公式は、StandardとPlusを1枚のカードにまとめて「30米ドルから」と案内しています。Plusは、ストレージや利用上限がStandardより大きい上位エディション。ただし単価は個別に公開されておらず、営業担当やパートナーへの問い合わせで確認する形です。「Standard/Plusは30米ドルから」という表記だけでPlusの費用を見込むと想定とずれる可能性があるため、見積もりを取って確定させましょう。両エディションの詳しい違いは後述します。
従量課金制(Pay-as-you-go)という選択肢もある
Gemini Enterpriseには、シート単位の月額課金とは別に、Pay-as-you-goという従量課金の選択肢も用意されています。利用した分だけ費用が発生する仕組みで、機能ごとの利用上限(クォータ)が設けられていない点が特徴。ただし「無料プラン」や「最安プラン」ではなく、請求書発行(インボイス)のGoogle Cloud請求先アカウントを持つ組織に限られた契約形態です。20席以上での従量課金を希望する組織が対象で、現在は一部の顧客向けに段階的に提供中。Gemini Notebookは今のところ利用できず、今後の提供が予定されています。ストレージなどの利用量に応じて費用が積み上がるため、利用が多い組織ではシート課金より割高になるケースもあるでしょう。
FrontlineはStandard・Plusと組み合わせて使う現場スタッフ向けエディション
Frontlineは、独立した通常プランではなく、Standard/Plusのユーザーが150人以上いる組織が追加購入できるアドオン。小売や物流など、現場スタッフに限定的な機能を広げたい組織向けのエディションです。Frontlineには、アシスタントへの問い合わせが1日20件までのFrontline Starterと、40件まで利用できるFrontline Workerの2種類があり、Workerでは画像生成やDeep Researchの一部機能も使えます。中小企業の多くには直接関係しない選択肢ですが、現場スタッフを多く抱える組織では検討の余地があるでしょう。
利用人数別の料金の目安|10人・30人・100人の場合
Businessの開始価格をもとに、利用人数別の目安を計算してみましょう。計算の基本は「シート単価×利用人数」。
- 10人:月額21米ドル×10=210米ドル程度
- 30人:月額21米ドル×30=630米ドル程度
- 100人:月額21米ドル×100=2,100米ドル程度
あくまで公開されている開始価格を単純計算した目安であり、正式な見積もりではない点に注意。契約期間や購入方法、利用量によって実際の費用は変動するため、正確な金額は営業担当へ確認しましょう。固定の円換算額は、為替レートの変動によって変わるため、本記事では扱いません。
Gemini Enterpriseの料金体系|シート単位で課金される
Gemini Enterpriseの料金表を理解するうえで押さえておきたいのが、「シート」という考え方。シートとは、利用者1人分のライセンスを指す言葉です。この基本ルールさえ押さえておけば、料金表の見え方がぐっとシンプルになります。
利用するユーザーごとにライセンスが必要
Gemini Enterpriseは、利用するユーザー1人につき1シートが必要な仕組み。たとえば10人が利用するなら、基本的に10シート分のライセンスを用意することになります。利用頻度が高い人も低い人も、必要なシート数は変わりません。使った分だけ支払う従量課金ではなく、割り当てた人数分の料金が基本になる点は覚えておきましょう。なお、前述のPay-as-you-goエディションのみ、シート課金ではなく利用量に応じた従量課金の仕組みです。
Google Workspaceとは別にライセンス料金がかかる
Google Workspaceをすでに契約している場合でも、Gemini Enterpriseの料金が自動的に含まれるわけではありません。Gemini Enterpriseは、Google Workspaceとは別に契約・課金される製品。Standard・Plus・Pay-as-you-goは、Google Cloudの請求先アカウント単位で契約する仕組みです。一方で、Google Workspaceの契約自体が必須というわけでもありません。Businessは、Google Workspaceのサブスクリプションとして、Google営業担当やGoogle Cloudパートナー経由で契約することもできます。Google Workspaceに標準搭載されているGeminiとの違いは、別記事で詳しく解説します。
BusinessとStandard・Plusは何が違う?価格差で変わること
Business、Standard、Plusの価格差は、機能の有無だけで決まるわけではありません。ここでは、1日あたりの利用上限、使える機能・コネクタ、セキュリティ・管理機能という3つの観点から、価格差によって何が変わるのかを整理します。
1日あたりの利用上限が違う
Gemini Enterpriseの各機能には、エディションごとに1日あたりの利用上限(クォータ)が設定されています。この上限は個人ごとではなく、同じエディションを契約するユーザー全体で共有される仕組み。特定の1人が使い切ってしまうと、その日は他のメンバーが同じ機能を使えなくなる場合もあるため注意が必要です。
| 機能 | Business | Standard | Plus |
|---|---|---|---|
| アシスタントへの問い合わせ | 120件/日 | 160件/日 | 200件/日 |
| Deep Research | 3件/日 | 3件/日 | 10件/日 |
| 画像生成 | 2件/日 | 5件/日 | 10件/日 |
| 動画生成 | 1件/日 | 2件/日 | 3件/日 |
表の件数は、契約している全ユーザー分をまとめた1日あたりの上限。利用者数が多い組織ほど、上限に達する前に社内での使い方のルールを決めておくと安心です。上限を超えた場合でも、請求先アカウントの契約形態によっては、追加費用を支払って利用を続けられる「超過料金(オーバーエージ)」という仕組みが用意されています。
使える機能・コネクタの範囲が違う
Businessでも、Google Workspace内のファイルに加えて、Salesforce、SharePoint、Confluenceといった代表的な外部サービスとの連携(コネクタ)を利用できます。一方、Standard・Plusでは、ServiceNow、オンプレミス版のJira・Confluence、Google CloudのSpanner・Firestore・AlloyDBといった、より業務基盤に近いシステムまで連携範囲が広がります。コネクタの詳しい機能や設定方法は、別記事で解説します。
セキュリティ・管理機能が違う
Businessでは、プロンプトと回答を検査するModel Armorや、利用者の権限に応じて検索結果を絞り込む仕組みといった基本的な保護機能が標準で有効。管理者が個別に設定しなくても、一定のセキュリティが確保されます。一方、Standard・Plusでは、HIPAAやFedRAMP、ISO認証、SOC 1/2/3、PCI DSSといった業界標準の認証に加え、データ所在地や顧客管理の暗号鍵(CMEK)、サードパーティのIDプロバイダとの連携など、より高度なIT統制やコンプライアンス要件に対応できる管理機能がそろっています。厳格なセキュリティ基準を求められる組織ほど、Standard・Plusを検討する理由になるでしょう。詳しいセキュリティ機能は、別記事で解説します。
月額料金以外にかかる可能性のある費用
冒頭の比較表で紹介した料金は、あくまで基本のシート料金。実際の運用では、契約内容や使い方によって、月額料金以外の費用が発生するケースがあります。ここでは、予算を組むうえで見落としやすい3つのポイントを解説します。
ストレージ・データインデックスの超過料金
Gemini Enterpriseの各エディションには、あらかじめ決まった容量のストレージ(GiB。パソコンやスマートフォンの保存容量を表す単位としてよく使われる)が割り当てられています。この容量は、社内文書などを取り込んで検索できるようにするデータインデックス(検索用にデータを整理して保存する仕組み)にも使われる仕組み。割り当てられた容量を超えてデータを保存すると、1GiBあたり月額5米ドルの超過料金が、実際に保存した日数分だけ日割りで課金されます。たとえば、30GiB分を1日だけ余分に保存した場合、5米ドル(30GiB÷30日×5米ドル)の計算です。この超過料金は、契約しているエディションに関わらず、プロジェクトとロケーションの単位でまとめて計算される点も押さえておきましょう。
利用上限を超えたときの扱いはエディションによって違う
前の章で紹介した「オーバーエージ」を有効にできるのは、請求先アカウントが月ごとの請求書払い(インボイス請求)になっている、Standard・Plusなど一部のエディションに限られます。Businessをはじめとするそれ以外のエディションはオーバーエージに対応しておらず、利用上限に達すると、その日はその機能が使えなくなる仕組み。「使えば使うほど自動的に追加課金される」わけではなく、エディションや契約形態によっては、単純に利用が制限される点に注意しましょう。
ロケーションによって複数のライセンスが必要になる場合がある
Gemini Enterpriseのライセンスは、Google Cloudの「プロジェクト」と「ロケーション(データを処理する地域)」の組み合わせごとに必要になる仕組み。たとえば、同じプロジェクト内で米国リージョンとグローバルリージョンの両方を使いたい場合、2つの別々のライセンスを用意しなければなりません。複数のプロジェクトで利用する場合も、プロジェクトごとにライセンスを配布する必要があります。ロケーションの設計は技術的な検討が必要な領域のため、詳しい設定方法は別記事で解説します。
Gemini Enterpriseの無料トライアルはどこまで無料?
「無料トライアル」と聞くと、期間中は何人でも無料で使えると思われがちですが、実際にはエディションごとに条件があります。ここでは、どこまでが無料の範囲なのかを整理します。
Business・Standard・Plusでは30日間のトライアルが案内されている
Gemini Enterpriseは、Business・Standard・Plusのいずれのエディションでも、公式サイトから30日間のトライアルに申し込めます。まずは実際の使用感を確かめてから契約を検討したい企業にとって、試しやすい選択肢です。ただし、無料になる範囲や終了条件はエディションによって異なるため、次項以降で詳しく見ていきましょう。
Businessで無料になる席数には上限がある
Businessのトライアルでは、月払い契約であれば最大5席まで無料で利用できます。「トライアル期間中は何人分でも無料」というわけではなく、無料になるのは5席分までという点に注意が必要。まとまった人数でまず試したい場合は、5席を超えた時点でトライアルが終了し、課金が発生する点も踏まえて計画を立てましょう。
条件によってはトライアルが途中で終了する
Businessのトライアルは、契約期間中に一定の条件を満たすと、30日間を待たずに終了します。具体的には、無料枠の5席を超えて席数を増やした場合や、月払いから年払いに契約を切り替えた場合が該当。トライアルが終了すると、その時点の契約席数に応じた料金の支払いが必要になります。トライアルを最大限に活用したい場合は、5席以内・月払いのまま試すのが安心です。
Gemini Enterpriseの契約・支払い条件
料金を社内で説明するには、月額料金だけでなく、契約期間や解約時の扱いまで把握しておくことが欠かせません。ここでは、Gemini Enterpriseの契約・支払いに関する基本条件を整理します。
購入方法によって請求・契約条件が異なる
Gemini Enterpriseは、すべてのエディションが同じ契約条件というわけではありません。Businessは、専用サイト(business.gemini.google)からのセルフサーブ購入のほか、Google Workspaceのサブスクリプションとして営業担当やパートナー経由で契約する方法もあり、購入経路によって請求・契約の管理方法が異なります。一方、Standard・Plusは、Google Cloudの請求先アカウント単位での契約が基本。Google Cloudコンソールからのセルフサーブ購入にも対応しており、営業担当やパートナー経由で導入するケースもあります。「Gemini Enterpriseはどこで買っても同じ条件」と思わず、自社がどの経路で契約しているかをまず確認しましょう。
月契約と年間契約から選べる
Businessでは、30日ごとに請求される月契約(Monthly Term)と、12か月分の利用をコミットする年間契約(Annual Term)から選べます。年間契約は月契約より割安な料金が設定されている一方、契約期間中に月契約へ切り替えることはできません。年間契約を途中で解約した場合も、12か月分の期間が満了するまで、月ごとの請求は続く仕組み。まとまった費用を抑えたい場合は年間契約、契約の融通を優先したい場合は月契約が向いています。
購入方法によって一度に契約できる席数が異なる
一度に契約できる席数は、エディションと購入経路によって変わります。Businessは専用サイトからのセルフサーブ購入に対応しており、契約後に席を追加して最大500席まで拡張可能。Standard・PlusをGoogle Cloudコンソールから購入する場合は、セルフサービスや再販の請求先アカウントで最大25席、請求書発行アカウントで最大1,000席という上限が設けられています。この上限を超える人数で導入したい場合は、営業担当への相談が現実的な選択肢。なお、Businessの対象人数は、Googleの公開情報でも300席と500席で表記に幅があるため、正確な上限は申し込み画面で確認しましょう。
席を増やす・減らすときの扱い
Businessでは、席数の増減がどちらも即座に反映される仕組み。ただし、無料トライアル中に5席を超えて増席すると、前述のとおりトライアルがその時点で終了し、課金が発生します。逆に席を減らす場合も、変更は即座に反映されるため、減らした席を使っていたメンバーがすぐにアクセスできなくなる点には注意が必要。増減の前に、関係者への周知を済ませておくと安心です。
解約するとどうなる?
Businessを解約すると、その時点の請求期間が終了したタイミングで、契約者本人だけでなく招待した全メンバーがアクセスできなくなります。保存していたデータもすべて削除され、解約後の復元はできません。支払い済みの料金は、法律で定められている場合を除いて返金されない点にも注意しましょう。なお、Google Workspaceのサブスクリプション経由で契約している場合は、解約手続きの窓口がWorkspace側になるため、契約経路にあわせて手続き方法を確認してください。
自社に合うGemini Enterpriseのプランの選び方
ここまでの内容を踏まえ、自社にはどのエディションが候補になりそうか、判断の軸を整理しましょう。あくまで一般的な傾向であり、最終判断には利用人数や用途、予算を具体的に整理したうえで公式や営業担当への相談をおすすめします。
少人数のチームから試したいならBusiness
まずは特定の部署や少人数のチームで試してみたい企業には、Businessが候補になります。1シートあたり月額21米ドルからと導入しやすい価格帯であるうえ、専用サイトからのセルフサーブ購入なら、IT部門による大がかりな準備をしなくても契約できる手軽さも魅力。まずは小さく始めて効果を見極めたい、という企業に向いています。Businessの詳しい機能や制限は、別記事で詳しく解説します。
全社展開やIT管理を重視するならStandard
利用人数が数百人規模になる、あるいは全社的にGemini Enterpriseを展開したい場合は、Standardが候補になります。判断軸になるのは、単純な人数だけではありません。サードパーティのIDプロバイダとの連携や、業界標準の認証への対応など、IT部門による統制を必要とする組織かどうかも重要なポイント。Businessでは物足りないと感じたら、Standardへの切り替えを検討する価値があります。Standardの詳しい機能は、別記事で詳しく解説します。
利用量が大きい・アシスタントの設定を管理したいならPlus
「大企業だから一律Plus」という単純な判断は避けたいところ。統制やコンプライアンス向けの機能はStandardとPlusで共通しているため、コンプライアンス要件の厳しさだけではPlusを選ぶ理由になりません。Plusが候補になるのは、アシスタントの問い合わせやDeep Researchなどの利用量が多い組織、ストレージを大量に使う組織、そしてチャット履歴の保持期間などアシスタントの設定を管理したい組織です。Standardで利用上限やストレージが不足しそうな見込みがあれば、Plusを検討する材料になります。Plusの詳しい機能は、別記事で詳しく解説します。
Pay-as-you-go・Frontlineが向いているケース
Pay-as-you-goとFrontlineは、通常のBusiness・Standard・Plusとは性格が異なる選択肢。Pay-as-you-goは、20席以上の利用が前提で、利用量が月によって大きく変動する組織や、シート単位の固定費を避けたい組織に向いています。ただし現在は段階的な提供にとどまるため、利用できるかどうかは問い合わせでの確認が必要です。一方Frontlineは、独立したエディションではなく、Standard・Plusのユーザーが150人以上いる組織が追加購入できるアドオン。小売や物流など、現場スタッフに限定的な機能を広げたい組織の選択肢になります。いずれも中小企業の多くには直接関係しない選択肢ですが、該当する条件に当てはまる場合は検討してみましょう。
Gemini Enterpriseの料金に関するよくある質問
個人や数名の会社でも契約できますか?
Businessエディションであれば、少人数からの契約に対応しています。Google公式でも、個人事業主や中小企業、少人数のチームを想定したエディションとして案内されており、専用サイトからのセルフサーブ購入も可能。ただし、契約できる人数の下限・上限については、Googleの公開情報の中でも表記に幅があるため、正確な人数は申し込み画面や営業担当への確認をおすすめします。
日本円ではいくらになりますか?
本記事で紹介した料金は、いずれもGoogle公式が公開している米ドル建ての金額。日本円での正確な金額は、為替レートの変動や契約時の通貨設定によって変わるため、本記事では固定の換算額を掲載していません。予算感をつかむ目安としては、米ドル建ての料金に契約時点の為替レートを掛けて概算する方法があります。正式な金額は、契約手続きの画面や請求書に表示される金額を確認しましょう。
Google Workspaceを契約していなくても利用できますか?
Gemini Enterpriseは、Google Workspaceのプランに含まれる機能ではなく、別途契約が必要な製品。Standard・Plus・Pay-as-you-goは、Google Cloudの請求先アカウント単位で契約する仕組みのため、Google Workspaceの契約は前提になっていません。Businessも、Google Workspaceのサブスクリプションとして契約する方法だけでなく、専用サイトから直接契約する方法が用意されています。Google Workspaceに標準搭載されているGeminiとの違いは、比較記事で詳しく解説しています。
まとめ|人数と用途を整理してGemini Enterpriseの料金を見積もろう
Gemini Enterpriseの料金は、利用人数とエディションの組み合わせで考えるのが基本。Google公式では、Businessが1シートあたり月額21米ドルから、Standard/Plusが30米ドルからと案内されており、Plusの単価は個別に公開されていません。価格差には、1日あたりの利用上限や使える機能・コネクタ、セキュリティ・管理機能が関係します。ストレージ超過などで月額料金以外の費用が発生するケースもあり、契約条件も購入方法によって変わる点には注意。
まずは利用人数・用途・必要な管理機能を整理し、候補となるエディションを絞り込むところから始めてみてください。そのうえで最新の公式料金と正式な見積もりを確認すれば、社内での説明もしやすくなるはず。サービスの概要は「Gemini Enterpriseとは」、各エディションの詳細は個別記事で解説予定です。
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